大地の中から、こんにちは!!


季節はすっかり春になってきて、外の気温も暖かくなり始めましたね。
ここまで暖かくなってくると、いろんな種類の野菜が育ってきます!

今日は、春の野菜の1つの「たけのこ」をピックアップしたいと思います。


「たけのこ」は、春に出回り、桜前線のあとを追うように「たけのこ前線」が
日本列島を北上していき、
いろんな土地の「たけのこ」が出回り始めます。
もっとも知られている「たけのこ」は写真の「モウソウチク」と呼ばれる種類で
中でも京都で採れる「山城タケノコ」が有名です。

『朝掘ったら、その日のうちに食べろ』と、言われるぐらい鮮度が大切。
掘りたてのものは生でも食べられますが、市販のものはアクや苦みが強いため
茹でて食べやすくするのが効果的。
茹でるときには一工夫。。。
鍋に水とお米のとぎ汁、赤唐辛子、を一緒にいれると、アクや苦み、独特のえぐみが無くなってくれます。

「たけのこ」には、ビタミンやミネラルなどの栄養価が含まれていますが
他の野菜に比べて含有量は多くありません。
ですが、セルロースなどの不溶性食物繊維と呼ばれるものが含まれているので
便秘改善やコレステロールの吸収を抑制してくれる働きが期待されています。

その「たけのこ」を使った料理で、太陽と大地の恵みで出している料理が!

『筍と桜エビの炊き込みご飯』です!!

「たけのこ」の歯ごたえと桜えびの食感で、美味しく食べていただける
炊き込みご飯です。
味は、塩、醤油、酒、などを合わせてありますが、調味料は薄めの味付けで
「たけのこ」の甘みと桜エビの潮の味が濃く出るようにしてみました。

「たけのこ」を使った料理では、春の出あい料理としてなじみ深い
『ワカメとの炊き合わせ』が有名ですね!
これを作る際には「たけのこ」を茹でた後にダシを効かせて薄味で含め煮すると
「たけのこ」の風味を生かせるうえ、減塩にもなります。
ワカメのカリウムや食物繊維も一緒に取れるので、高血圧予防にぴったりの一品になります。

ただし、「たけのこ」は消化があまりよくないので、
胃腸が弱っているときには食べ過ぎに注意しましょう!!